なんの問題もないと思っていた、うちの長男の話。

こんにちは。

3人目妊娠中の30代主婦です。

上の子たちは6歳と4歳の男の子です。

仕事は看護師をしていますが、今は産休をいただいています。

このブログでは日々感じたことや紹介したいことを書いていきたいと思っています。

正直文章は稚拙、内容もかなり普通のことかも知れませんが、共感していただけたり、他の方の世界観に触れられればなと思いますので、

よければ読んで気軽にコメントなどいただけると嬉しいです。

 

さて、今日は私の長男のことを紹介させてください。

6歳の長男は生まれた時からめちゃくちゃ可愛い子でした。(親バカ。)

顔も可愛くて、赤ちゃんの時は全然手もかからなかったし、寝返りも3ヶ月でしてた程で発達で心配になったところは特になく1歳から保育園に行き始めたけど、

3月生まれで周りの子より小さくてみんなに可愛がられていました。

 

しかし、3歳の時に保育園に呼び出され、先生から

「〇〇くんは一斉指示が入らず、非常にマイペースです。切り替えも苦手で、他のお子さんができることでもできないことが多いです。一度発達に関して市の子育て課の方へ相談に行ってみてはいかがですか。」

と言われました。

 

今まではたまにお友達と物の貸し借りで喧嘩になるとか、ご飯残しちゃいました、とかそれくらいのことしか聞いていなかったので正直本当に驚きました。

 

そのあと保育園から自宅へ向かう途中もショッキングすぎてしばらく子供と手を繋いで立ち尽くしていた記憶があります。

 

でも「なんで?うちの子が?どこが?」「3月生まれだから他の子と比べたらできないこと多くても仕方なくない?」と思う反面、

「確かに、思い返せばそうかも知れない。」と思うこともありました。

 

基本的に会話は一方通行で噛み合わない(聞いてないし、全然関係ない話を急にしてきたりする)、スーパーやお店に行くとすぐに私の手を振り解いて好きなところ(大体お菓子売り場かおもちゃ売り場ですが)へ走っていってしまう→迷子になりかける→私パニックみたいなことが日常茶飯事でした。館内放送してもらおうかと店員さんに話している時に見つかるってこともよくありました。

道路へ飛び出して何度も死にかけました。

でも男の子ってやんちゃだし、こんなものなのかなーと思っていました。

保育園でも集団行動が苦手で、朝の会や帰りの会ではほとんど参加せずにずっと好きなことをやっていたそうです。

 

とにかく家について家事を終えたところで、夫にも先生から長男に発達上問題がありそうで市への相談を勧められたことを伝えました。

夫は「そんなわけないじゃん。え?障害者みたいなやつってこと?お前のせいじゃない?お前がいつもよく怒っているからなったんじゃない?まあ行きたいなら自分で行けば。俺はよくわからないし。」っていう反応が返ってきました。

 

この夫の言葉については今考えれば完全にあり得ないんですけど、

この時はもう心に余裕が全くなくて

「確かに怒ってばっかりだった私のせいなのかな」とか

「これからこの子の将来はどうなるんだろう」とか

「いや、でも先生の勘違いじゃないのかな」とか

もうその晩は頭ぐちゃぐちゃの負の無限ループでした。

 

仕事も看護師ということで時短勤務とはいえ激務でした。

朝起きない、着替えしない、ごはん食べない、歯磨きしない子を全て一人で手伝い、7時に保育園が開いたと同時に預けて、仕事へ。(急性期病棟でしたので、緊急入院、患者の急変はバリバリありました。)

終業は15時45分までなのですが、2時間以上の残業が当たり前で、18時のお迎えにギリギリ走って間に合うか間に合わないか、という日々でした。

仕事以外の時間も子育て、家事全てワンオペでした。(夫は帰ってきても自分のことだけします。もちろん手伝ってといえば文句を言いながらしてくれることもありますが、家事と育児は女がやるのが当たり前、が口癖(昭和?)。妻と子を置いてしょっちゅう平気で飲みに行ったりしていました。お酒が大好きなんだそうです。怒)

 

()内が長くなりました。夫への愚痴が止まりません。笑

それはまた別の機会に書こう。笑

 

そんな日々心がすり減っていくような毎日の中で、今回先生からの呼び出しがあったのです。

辛かった。

 

本当に辛かったんです。辛かったんですけど、

私すごく「建設的」って言葉が好きなんですよね。

で、「くよくよする」ってのがすごく嫌いなんです。時間がもったいなくて。

看護師だから?性格がもともと冷たいから?わからないですけど、

もう1秒でも早く問題解決するためには、みたいな思考回路になってて

結構すぐに動き始めました。そこからはすぐに子育て課に連絡して面談の日を決めて。

じゃあ次は発達の検査、受診、療育について調べて、療育施設を決めていきました。

 

担当の人が驚くくらい段取り良かったと思います。

 

だって、息子の発達のためには早くからの適切な関わり方を療育で教わりたかったし、子供の未来を少しでも明るいものしたかったから。

 

ちょっと余談で、お察しの方もいるかも知れませんが、夫はもちろん受診も渋々嫌々ついてきて、受診先の先生にも「コイツ(私)が毎日のように怒るんですよ。そりゃこうなりますよねー。」と言っていました。そして面談は愚か療育については一度も夫が行ったことはありません。

 

結局、長男は自閉スペクトラム症と診断され、療育へ通いました。うちの子の場合は療育での活動を通して自分でできることを増やすための取り組みを行い、就学前の発達検査でIQ値が少し上がりました!!(歓喜!今までの苦労が報われた!!!)

今年の4月から小学校へ入学しましたが、グレーゾーンであること、集団生活での困難さがあることから、支援級と交流級に在籍して頑張って通っています。

 

そんな長男がいつもなら登校班の集合場所までついてきてって必ずいうのですが、

今日は集合場所の10m手前で「大丈夫。自分で行ける。」と言って、小さな体に大きなランドセルを背負って一人で歩いていきました。

 

ほんの10mですが、私たちにとっては大きな一歩に感じました。

帰り道、恥ずかしながら一人で泣いてしまいました。

年でしょうか、妊娠中だからでしょうか、涙脆くて困ります。道ゆく人に道端に変な妊婦がいると思われたことでしょう(笑)

 

今回は長男について書かせていただきました。

実は次男も自閉スペクトラム症です。

次男も可愛くて可愛くて優しい子なのですが‥

また次の機会に書きます。良かったら見にきてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。