初産の妊婦さんに伝えたい!計画出産(陣痛促進剤使用)の流れと体験談

 

こんにちは。

先日3人目の出産を終えたばかりのTatatomamaです。

この記事では陣痛促進剤を使用しての計画出産(経膣)を控えている妊婦さんに読んでいただき、

どんな流れなのか、体験談も交えてイメージを掴んでいただけたらと思います。

産院によっても少し違うかもしれないので、参考までに。




私が計画出産になった経緯

最初に私が計画出産に至った経緯ですが、

私は152㎝で腰周りが小さめだなあと自分で感じていたのですが、ふと出産できるのか不安になり、

1人目の出産前に産婦人科の先生に相談したら狭骨盤かもねと言われ、レントゲン検査したところ

“産道を赤ちゃんの頭が通れるか半々だね”って先生に言われたんです。

帝王切開になるのかも、と不安になっていたら、

先生から計画出産のご提案がありました。

それで赤ちゃんが成熟していて出産の成功率が上がるとのことで

38週〜39週に入院して陣痛促進剤を使用して出産することになりました。

 

計画出産とは

計画出産とは陣痛が始まる前に入院して陣痛誘発をして出産することです。帝王切開や無痛分娩、普通分娩でも医師の判断で母体や胎児の状態により早く出産した方がいい場合や予定日を超過している場合、家庭の事情(夫の立会いができる日など)で計画出産にする場合があります。

私の知り合いも子どもの入園式があるからという理由で、計画出産にしていました。

 

陣痛促進剤使用した計画出産(経膣分娩)の流れ

入院から出産までの流れと私の実際の経過も時系列で書いていきます。

入院前

主治医と相談して入院日を決めます。休日を挟むと入院費が高くなるとか、立ち合いの人は旦那様が立ち合いできる日を考慮して予定をたてます。

入院日

出産前日の夜22時頃に入院しました。入院したらNSTノンストレステスト)、医師の内診をして子宮口の開き具合を見て、バルーン(子宮口を広げる医療機器)を入れます。これを入れた場合抗生剤内服が開始になります。これを入れると膣から紐がピロン出ているので、それを抑えながらトイレします。バルーンは痛いっていう人もいますけど、私は全然痛くなかったです。それではおやすみなさい。

出産日(入院翌日)

4時  起こされてNST、浣腸をしてトイレを済ませます。私は3回ともトイレの時にバルーンが抜けました。(トイレに流さないように注意!笑)

5時  トイレの後、NSTは産むまでつけっぱなし(トイレの時はナースコールして毎回付け外してもらう)で、陣痛や赤ちゃんの心拍などの状況に応じて陣痛促進剤の内服薬を開始(朝5時から1時間毎にプロスタグランジン E2 0.5mgを1錠ずつ4回程内服しました。)

8時  朝ご飯(産院のご飯ってなんでこんなに美味しいの〜と毎回感激。笑)

9時  分娩室で内診。子宮口3㎝くらい。まだ赤ちゃんは降りてきておらず、陣痛促進剤の点滴(アトニン)を投与開始。(10ml /hから点滴投与開始して、30分毎に10ml /hずつ薬剤投与量を増やしていきます。)

12時  お昼ごはん(促進剤50ml /h、お腹は2、3分おきくらいに収縮するけど、まだ全然痛みはなかったのでご飯を美味しくいただけました。)

13時  内診して子宮口まだ3㎝くらい(全然開かない。涙)徐々に痛み出てきました。(促進剤70ml /h、NSTモニターの子宮収縮の波が60〜80)

14時  促進剤90ml /hでNSTモニター上子宮収縮70〜90、痛みが強くなってきました。一旦促進剤アップはせずに、和痛も勧められましたが、眠気が強くなるとの説明があり「まだいけます!」と辞退しました。 

15時  様子を見ながら促進剤アップし、子宮口はまだ4㎝でしたが、経産婦のため早く進むかもってことで分娩室に移動しました。痛みはNSTモニター上子宮収縮90〜100、相当痛くてなんとか分娩室まで歩いて行ったって感じでした。

16時  陣痛2分おき、痛みのレベルはMAXです。相当痛いです。もう促進剤はMAX量(140ml /hだったかな?)で投与しています。だけど、赤ちゃんの首に臍の緒が巻き付いているらしく、赤ちゃんがなかなか降りてこず、先生に子宮口をぐりぐり刺激してもらいましたが、まだ子宮口が全開大(10㎝)にならず、まだ5㎝とかでした(泣)もういきみたくなってしまって、いきみ逃しがしんどかったです。

17時 2分おきに痛みレベルMAXの陣痛が休みなくきていて、もういきみたい!!!ってなっているし、もう自分の体力がもたない!と思い、助産師さんに「もう体力限界です。」みたいなアピールをして、子宮口をめちゃくちゃ広げてもらい、子宮口全開大にしてもらいました。(めっちゃ痛いけど、ゴールが近いのを感じるから頑張れる!泣)

17時15分 先生が来て「もういきんでもいいよ!」って言われて、3回目のいきみでBABYが無事誕生しました!!

19:30  出産後は2時間ほど分娩台で休んで、車椅子で自室ベッドへ戻り、夜ご飯を美味しくいただきました。いや〜お疲れ様でした〜。

 

最後に

妊婦さん、本当に毎日お疲れ様です。

妊婦さんでいられるのは10ヶ月、されど10ヶ月。長い!

その間、日々体に気を遣ったり、初産婦さんの場合は特に初めてのことばかりで不安なこともたくさんあると思います。

お産は十人十色ではありますが、

このブログを読んで

私と同じように促進剤を使う計画出産の予定がある妊婦さんが、出産の流れをイメージできたり、参考にしていただいて、不安の軽減につながれば幸いです。

また、私が3度のお産で一番辛かったのは“いきみ逃し”でした。

上手ないきみ逃しの方法については

↓こちらの記事Tatatomama blog | 2人のASDの子を持つ母のライフスタイルブログにも書いています。よければ読んでみてください。

 

 

妊婦さんの皆さんが無事に元気な赤ちゃんに会えますように。